宅配ボックス付き賃貸物件のメリット・デメリットとは?種類も解説
インターネットの普及にともない、ネットショッピングも一般的なものとなりました。
そこで注目を集めているのが、宅配ボックス付きの賃貸物件です。
この記事では、宅配ボックス付き賃貸物件を選ぶメリット・デメリットと、宅配ボックスの種類について解説します。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
一宮の賃貸物件一覧へ進む
宅配ボックス付き賃貸物件のメリットとは?
近年、エントランスなどの共用部分に宅配ボックスが設置されている賃貸物件が増えてきました。
宅配ボックス付き賃貸物件のメリットは、以下のとおりです。
メリット①不在時でも荷物を受け取れる
宅配ボックスがある最大のメリットは、不在が多い方でもスムーズに荷物を受け取れる点です。
仕事や外出が多い場合、配達時間帯と自分の都合が合わず、再配達の手続きをすることも珍しくありません。
しかし宅配ボックスがあれば、不在かどうかにかかわらず、配達員がボックスに荷物を入れてくれます。
これにより、再配達を依頼する手間や受け取りのために時間を調整する煩わしさが軽減され、忙しい方や一人暮らしの方には大きなメリットだと感じられるでしょう。
メリット②個人用ロッカーの購入・契約費用が浮く
賃貸物件に宅配ボックスが付いている場合は「入居者全員が便利に使える設備」として設置されており、利用時にお金がかかりません。
維持管理の費用は、管理費や共益費から捻出されることが一般的です。
個人用の宅配ロッカーを購入・契約したり、有料の受け取りサービスを利用したりするより、費用を抑えられるでしょう。
メリット③プライバシーを守りながら受け取りが可能
宅配ボックスは、防犯面でも大きなメリットがあります。
たとえば、配達員や第三者と直接顔を合わせる機会を減らせるため、個人情報や荷物の内容を知られるリスクが低減されます。
また自宅の玄関先に荷物が置きっぱなしになる心配もないため、盗難リスクを抑えられる点も魅力です。
さらに、夜遅くに荷物が届いた場合でも、暗い時間帯に玄関を開けて受け取る必要がありません。
とくに女性や高齢者の方にとっては、防犯上の安心感が高まり、トラブルの回避にもつながるでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
一宮の賃貸物件一覧へ進む
宅配ボックス付き賃貸物件のデメリットとは?
宅配ボックスは、不在時でも荷物を受け取れる利便性や、防犯面の安心感など多くのメリットがあります。
しかし、どんな設備にもデメリットは存在します。
賃貸物件の宅配ボックスも例外ではなく、利用者が増えるほど見えてくる問題点もあるのです。
デメリット①共同利用による混雑やトラブル
宅配ボックスは基本的に共同利用される設備です。
そのため、入居者が多い物件の場合、ボックスの数が足りずに荷物を入れられない状況が発生したり、長期間受け取らずに放置されて他の方が利用できない状態になったりすることがあります
とくにネットショッピングが普及した昨今では、配達される荷物の量が多く、ボックスがすぐに埋まってしまうことも少なくありません。
配達員による荷物の入れ間違いや、暗証番号の設定ミスといったトラブルが起こる可能性も考えられます。
宅配ボックスのマスターキーは管理会社が保管しているため、これらのトラブルが生じても解決できますが、スムーズに受け取ることができずにストレスに感じる方もいるでしょう。
デメリット②維持管理の費用負担
宅配ボックスの設置やメンテナンスには当然コストがかかります。
宅配ボックスの設置やメンテナンスにかかる費用は、管理費や共益費に上乗せされているケースが一般的です。
宅配ボックスを頻繁に利用しない方にとっては、恩恵をあまり感じられない設備にもかかわらず、共用設備として費用を負担しなければならない点がデメリットになることがあります。
さらに、宅配ボックスの修繕や交換が必要になり、多額の費用が生じた場合は、管理費が値上げされたり、臨時徴収がおこなわれたりする可能性も考えられます。
賃貸物件を選ぶ際には、宅配ボックスによって管理費がどの程度上乗せされているのか、あるいは将来的に管理費が変動する可能性はあるのかなどの点をチェックしておくと安心です。
デメリット③盗難やいたずらのリスク
一見、防犯面でメリットが大きいと思われる宅配ボックスですが、残念ながら盗難やいたずらといったリスクが完全になくなるわけではありません。
暗証番号やキーでロックされているとはいえ、ピッキングやパネルの破損など、悪意ある第三者による手口で被害が出てしまう可能性はゼロではないのです。
とくに、オートロック未対応の建物や、人の出入りが多く監視が行き届かないエントランスなどでは、注意が必要です。
こうしたトラブルを防ぐためには、日頃から荷物が届く予定を把握しておき、定期的にボックスを確認するなど、利用者自身の注意と管理も欠かせません。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
一宮の賃貸物件一覧へ進む
宅配ボックス付き賃貸物件の宅配ボックスにはどのような種類がある?
宅配ボックスは賃貸物件でもよく見かける便利な設備ですが、実はその仕組みやサイズにはさまざまなバリエーションがあります。
宅配ボックスの代表的な種類とサイズについて解説します。
機械式宅配ボックス
機械式の宅配ボックスは、ダイヤルやテンキーで鍵の施錠・解錠をおこなうタイプです。
配達員は荷物を入れた後、暗証番号を設定し、その番号を不在票に記載してポストに投函します。
受取人は不在票の番号を使ってボックスを開け、荷物を受け取ります。
ただし、暗証番号の管理に注意が必要で、不在票を紛失すると荷物が受け取れなくなる恐れがあるため、ご注意ください。
また、セキュリティ面では電気式のものに比べて劣る場合があります。
電気式宅配ボックスの利便性
次に挙げられるのが、「電気式」宅配ボックスです。
こちらはタッチパネルやICカードリーダー、QRコードスキャンなどの機能を備え、利用者が使いやすいインターフェースを提供しています。
配達完了時に自動で通知が届くシステムを搭載している宅配ボックスもあり、防犯面が気になる方や荷物が届いたことをすぐに知りたい方におすすめです。
一方、電気式は常に電力を消費し、精密機器が内蔵されているため、故障やトラブルが発生すると修理費が高額になる可能性もあります。
また、台風や地震などの災害による停電時には使えなくなるリスクがあるため、物件の防災対策やバックアップ電源の有無を確認しておくと安心です。
費用面では導入コストやランニングコストが高くなる傾向があるため、物件の管理費にも影響が出やすい点は押さえておきましょう。
サイズの選び方と利用シーン
賃貸物件に設置される宅配ボックスは、単身者向けの小型サイズから、家族世帯の大きな荷物にも対応できる大型サイズまで幅広く存在します。
「サイズ」選びは、実は使い勝手を左右する重要なポイントです。
たとえば、オンラインショップで頻繁に大きな日用品や家電を購入する方は、大きめのボックスがある物件を選ぶと、荷物が入らず受け取りに苦労するリスクを減らせます。
一方、小さな荷物しか利用機会がない方にとっては、そこまで大型のボックスが必要ない場合もあるでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
一宮の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
宅配ボックス付き賃貸物件は、不在時の受け取りトラブルを解消し、費用面の負担を抑え、防犯対策にも役立つメリットがあります。
一方で、共同利用であるがゆえの混雑やトラブル、維持コストが管理費に反映される点、完全には防ぎきれない盗難リスクなどのデメリットもあります。
内見の際は、宅配ボックスの種類やサイズをチェックして判断すると良いでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
一宮の賃貸物件一覧へ進む