ヤモリが家の中に出たらどうする?対処法や対策も解説

ヤモリが家の中に出たらどうする?対処法や対策も解説

ある日突然、家の中にヤモリを見つけてしまい、どうすれば良いか分からず困った経験はありませんか。
見た目が苦手で、すぐにでも追い出したいけれど、どう対処すべきか悩む方は少なくないでしょう。
本記事では、ヤモリの生態や家に入り込む理由、そして安全に追い出す方法と寄せ付けないための予防策までを解説していきます。
賃貸物件の害虫駆除にお悩みの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

ヤモリとはどんな生き物?

ヤモリとはどんな生き物?

家の中でヤモリを見つけた場合、どうしたらいいのでしょうか。
まずは、ヤモリの生態と家に入り込む理由について解説していきます。

ヤモリの種類と特徴

日本で家やその周辺によくいるヤモリは、ニホンヤモリという種類です。
体長は10cm~14cmほどで、灰色や褐色のまだら模様が特徴的です。
彼らの指の裏には、壁や天井を自由に歩くための微細な毛がたくさん生えています。
この性質のおかげで、もともと屋外で暮らす彼らも、家の中へ簡単に侵入できてしまうのです。

縁起が良い生き物

ヤモリが昔から「縁起が良い生き物」として親しまれてきたのは、その食性に理由があります。
ヤモリは漢字で「家守」や「守宮」と書かれるように、家を守る存在とされてきました。
なぜなら、シロアリやゴキブリの幼虫、クモなど、家に害をなす虫を主食とするからです。
夜行性のヤモリは、人々が寝静まった夜に活発に動き出し、これらの害虫を捕食してくれます。
このように、殺虫剤を使わずに害虫を駆除してくれるため、益虫としての側面が強い生き物なのです。
また、地域によっては「ヤモリがいる家は栄える」といったいい伝えも残されています。
さらに、火事から家を守る存在や、富の象徴として大切に扱われることもあります。
こうした文化的背景を知っておくと、突然ヤモリと遭遇した時の恐怖心も和らぐかもしれません。

虫を追って侵入

ヤモリが人の住居に入り込む理由は、餌となる蛾や蚊などの虫を効率良く捕食するためです。
とくに夜になると、室内から漏れる照明の光に、たくさんの虫が集まってきます。
ヤモリはそれをよく知っているため、窓ガラスや網戸の周りで待ち伏せをして虫を狙うのです。
そして、窓やドアが開いた隙間や、網戸の破れ目などから入り込んでしまいます。
また、ヤモリは変温動物で体温調節が苦手なため、外の気温が下がる季節には、快適な環境を求めて家の中に入ってくることもあります。
日中に暖められた壁や家電製品の裏側などは、彼らにとって絶好の隠れ家になるのです。
活動がもっとも活発になる春から秋の夜間は、家の中で遭遇する可能性も高まります。

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家の中のヤモリどうする?安全に追い出す方法

家の中のヤモリどうする?安全に追い出す方法

前章でヤモリの生態について述べましたが、やはり家の中にいると不安ですよね。
ここでは、家の中にいるヤモリを安全に追い出す3つの方法について解説いたします。

新聞紙で優しく誘導

もっとも手軽なのは、新聞紙や段ボールなど、家にあるものを使って優しく誘導する方法です。
ヤモリは臆病ですばやいため、驚かせずにゆっくりと行動することが成功の鍵となります。
まず、ヤモリが壁や床にいるのを確認し、追い出したい窓やドアの方向へ促しましょう。
このとき、ヤモリの体を直接つつくと、自ら尻尾を切り離す「自切」をすることがあります。
切れた尻尾は再生しますが、ヤモリの体に大きな負担がかかるため、優しく扱うようにしましょう。
また、壁にいるヤモリに箱をそっとかぶせ、壁と箱の隙間に下から厚紙を差し込んで蓋をする方法も有効です。
どちらの方法を試す場合でも、事前に窓を開けて逃げ道を確保しておくのがポイントです。

市販のツールを使う方法

爬虫類が苦手な方は、虫取り網のように、市販されているツールを活用する方法もあります。
虫取り網を使えば、ヤモリとある程度の距離を保ったまま捕まえることができるでしょう。
部屋の隅など、逃げ場が限られる場所に追い詰めてから網をかぶせると、成功しやすくなります。
ただし、一度失敗して驚かせると家具の裏などに逃げ込まれ、追い出すのが難しくなるかもしれません。
一方で、ゴキブリなどを捕まえるための粘着シートの使用は、避けたほうが良いでしょう。
なぜなら、強力な粘着力でヤモリの皮膚がはがれたり骨折したりと、ひどく傷つけてしまうからです。
益虫であるヤモリを、意図せず殺してしまうことにもつながるため、使用は推奨できません。

捕獲後の処理方法

ヤモリを無事に捕獲できたら、次にどこへ逃がすべきかという問題が出てきます。
まず、ニホンヤモリは鳥獣保護管理法の対象ではないため、捕獲自体は違法ではありません。
しかし、家を守る益虫として、また一つの命として尊重し、自然に帰してあげるのが理想です。
逃がしてあげる場所は、捕まえた家のすぐ近くの庭や、公園の植え込みなどがもっとも適しています。
わざわざ遠くの山や森へ連れて行く必要はなく、むしろヤモリの負担になってしまいます。
慣れない環境に放されると、餌を見つけられずに生き延びることが難しくなるでしょう。

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家の中のヤモリどうする?寄せ付けないための対策

家の中のヤモリどうする?寄せ付けないための対策

ここまで、ヤモリの追い出し方について解説しましたが、そもそも家に入れないための予防策もおさえておきましょう。
最後に、ヤモリを寄せ付けない家づくりのコツについて解説していきます。

侵入経路のチェック

ヤモリは体が柔らかく、わずか数㎜の隙間からでも簡単に通り抜けてしまいます。
そのため、まずは家中の隙間を徹底的にチェックし、一つずつ塞いでいく作業が重要です。
もっとも一般的な侵入経路として、窓やドアの周辺、とくに網戸の破れなどが挙げられます。
また、網戸とサッシの間に隙間ができている場合は、市販の隙間テープを貼ることで防ぐことができるでしょう。
エアコンの配管が壁を貫通する部分の隙間も、主要な侵入経路の一つになります。
この隙間は経年劣化で広がるため、配管用パテを使ってきっちりと埋め直すようにしましょう。

餌となる虫を減らす

侵入経路を塞ぐ対策とあわせて、ヤモリが家に入る根本的な理由を断つことも重要です。
ヤモリはゴキブリや蚊、蛾といった虫を捕食しにくるため、家の中に餌となる虫がいなければ、ヤモリが侵入してくる動機を減らすことができます。
まず、照明は、虫が寄りにくいLED電球に交換すると効果的です。
夜間は遮光カーテンを使い、外に光が漏れないように工夫することも大切です。
ゴミの管理も重要で、生ゴミは蓋つきのゴミ箱に捨ててこまめに処分しましょう。
また、多くの害虫は湿気が多い環境を好むため、水回りを乾燥させておきます。
さらに、家の周りの雑草を刈るなど、虫の隠れ家をなくすための環境整備も忘れないようにしましょう。

手軽な予防アイテム

ヤモリを含む爬虫類は、ハッカやミントのような、強い刺激臭を嫌う傾向があるといわれています。
性質を利用し、ハッカ油を水で薄めたスプレーを、侵入経路に吹き付けると良いでしょう。
ただし、香りは消えやすいため、効果を持続させるには、数日おきにスプレーする必要があります。
また、市販されている爬虫類専用の忌避剤を利用するのも、手軽な方法の一つです。
スプレーや固形など様々な製品があり、家の基礎部分や窓枠などに使用すると効果的です。

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まとめ

家を守る益虫として知られるヤモリは、餌となる虫や暖かい場所を求めて、わずかな隙間から家に入り込みます。
家の中でヤモリを見つけたら、新聞紙や箱、市販のツールを使い、傷つけずに優しく屋外へ追い出しましょう。
ヤモリの侵入を防ぐには、侵入経路を塞ぎ、餌となる虫を減らすなど、複数の対策を組み合わせることが大切です。

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