賃貸物件にあるバランス釜って?メリットや注意点も解説

気になる賃貸物件の設備欄に「バランス釜」という記載があり、どのような設備なのか、入居しても大丈夫なのかとお悩みではありませんか。
聞き慣れない設備に不安を感じるかもしれませんが、特徴や注意点を正しく理解すれば、家賃を抑えられるなどのメリットを受けられる可能性があります。
本記事では、バランス釜の仕組みといった基礎知識から、賃貸生活におけるメリット・デメリット、安全に使うための注意点までを解説します。
少しでも家賃を抑えて好条件の物件に住みたい方や、バランス釜付きの物件を検討中の方は、物件選びの選択肢を広げるためにぜひご参考になさってくださいね。
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バランス釜とは

バランス釜付き物件を検討する際は、まずはその仕組みや安全性を正しく理解しておくことが重要です。
はじめに、バランス釜の基本構造や、排気の仕組みについて解説していきます。
バランス釜の基本構造
バランス釜の正式名称は「バランス型風呂釜」といい、設備表では「BF釜」と記載されることが多い設備です。
浴槽のすぐ横に設置され、壁を貫通した給排気筒が屋外へ伸びているのが特徴です。
一般的なガス給湯器は屋外に設置されますが、バランス釜は浴室内に設置され、室内で完結しています。
ちなみに「BF」は「BalancedFlue」の略で、煙突や通気管を意味する言葉です。
給気と排気を1つの筒内でおこなうため、外気の影響を受けにくく、燃焼が安定しやすい仕組みとなっています。
安全な給排気の仕組み
バランス釜は屋外の空気を使って燃焼し、排気も屋外へ出す構造のため、室内空気とは分離されています。
多くの機種では二重構造の筒を採用し、外側で給気、内側で排気をおこなうことで、吸排気のバランスを安定させています。
浴槽と上下2本のパイプで接続され、ポンプを使わない自然循環によってお湯を温める点が特徴です。
また、温まったお湯は上の穴から浴槽へ戻り、冷たい水は下の穴から釜へ吸い込まれることで、徐々に湯温が上がっていきます。
使用時は下の穴が隠れる水位を確認し、乾電池式や安全装置付きの現行モデルを正しく使うことで、安心して利用できます。
賃貸での設置イメージ
バランス釜は、築30年~40年以上の団地や公営住宅で多く見られ、当時の浴室設計に合わせて採用されてきた設備です。
壁に給排気筒用の開口部があるため、交換時も同じ方式を選ぶと、工事が比較的スムーズに進みます。
なお、室内がリノベーションされている物件でも、浴室だけはバランス釜が残っているケースは珍しくありません。
単身向けの木造アパートなどでは、限られたスペースを有効活用する目的で、採用されることもあります。
壁貫通型給湯器に変更されている場合は、浴槽を広く使えることもあるため、あわせて確認しておきましょう。
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バランス釜のメリットと知っておきたいポイント

前章では、バランス釜の仕組みについて述べましたが、実際に住むとなると使い勝手が気になりますよね。
ここでは、バランス釜物件を選ぶメリットと、知っておきたいポイントについて解説します。
家賃や追い焚きのメリット
バランス釜のある物件は、築年数が経過した団地やアパートが多く、家賃を抑えた選択肢が見つかりやすい点が特徴です。
住居費に余裕が生まれれば、引っ越し費用や家具・家電の購入に予算を回し、新生活を整えやすくなります。
また、追い焚き機能が備わっているため、家族の帰宅時間が異なっても、温かいお湯を使える安心感があります。
さらに、自然循環方式により作動音が静かで、夜間の入浴でも周囲を気にせず利用しやすい点もメリットです。
乾電池式や複合型のバランス釜であれば、災害時の備えや操作のしやすさにも配慮されている設備と言えます。
水圧や浴槽のサイズ
一方で、建物の配管条件や機器の仕様によっては、シャワーの勢いが少し弱く感じられることがあるかもしれません。
その場合は、低水圧対応のシャワーヘッドに交換することで、快適な使い心地に調整することが可能です。
また、本体を設置するスペースが必要な分、浴槽は幅80cm~100cmほどとコンパクトなサイズが多くなります。
その分深さがあるため、短時間でも肩までしっかりと浸かって温まることができるのは、嬉しいポイントです。
なお、交換や撤去には専門的な工事が必要になるため、気になる点は契約前に確認しておきましょう。
向いている方の特徴
バランス釜は、家賃と立地のバランスを重視したい方や、追い焚き機能を譲れない方にとって、相性の良い設備といえます。
操作はつまみやボタン中心でシンプルなため、複雑な機械が苦手な方でも扱いやすい点が魅力です。
また、浴槽の広さよりも、肩までしっかり浸かって体を温めたい方であれば、日々の満足度は高まりやすくなります。
浴室の広さを重視する場合は、図面に壁貫通型やホールインワンの記載があるか、確認しておくと良いでしょう。
さらに、ライフスタイルに合わせた光熱費プランを検討し、トータルコストで検討してみてください。
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入居前に知っておきたい注意点

ここまで特徴や利点を解説しましたが、入居後のトラブルを防ぐためのポイントもおさえておきましょう。
最後に、安全に使うための注意点やチェック項目について解説していきます。
正しい点火と安全対策
点火する前には必ず、浴槽の水位が下の穴よりも上にあるかを確認し、空焚き防止を徹底しましょう。
次に、ガス元栓を開け、器具の表示にしたがって操作します。
近年の主流である乾電池式タイプであれば、つまみやボタンの操作だけで簡単に着火できるため、初めての方でも操作できるでしょう。
点火後は上の穴からお湯が出てくるのを確認し、適温になるのを待ちます。
また、使用中は湯温の変化に気を配り、入浴が終わったら必ず消火を確認する習慣をつけましょう。
なお、バランス釜には、万が一炎が消えた際にガスを遮断する「立ち消え安全装置」や、異常な温度上昇を防ぐ「過熱防止装置」なども備わっているため安心です。
メンテナンスと費用
構造はシンプルですが、長く使用していると点火部分や電池の接触部が消耗し、反応が鈍くなることがあります。
たとえば、スパーク音はするのに火がつかない場合は、乾電池の交換や接触部分の掃除だけで改善することも、少なくありません。
お湯の温度が安定しない場合は、無理に使い続けず、速やかに管理会社へ相談してみましょう。
一般的に、機器の設計標準使用期間は10年前後とされているため、定期的な点検をおこなうことが大切です。
修理費用は内容によりますが、調整程度なら数千円から、部品交換が必要な場合は数万円になることもあります。
なお、本体交換が必要な場合は、契約内容や管理会社によって対応が異なるため、事前に流れを確認しておきましょう。
内見時の確認ポイント
内見の際は、設置されているのが「バランス釜」か「壁貫通型給湯器」かを確認し、浴槽の広さや洗い場の使い勝手をイメージしてください。
あわせて、点火方式が操作しやすい乾電池式かどうかも、チェックしておくと良いでしょう。
シャワーの水圧については、可能であれば水を出して確認するか、難しい場合は担当者に状況を聞いておくと安心です。
契約時には故障時の連絡先を控え、入居後に慌てないよう準備しておきましょう。
また、都市ガスかプロパンガスかによっても手続きや料金が異なるため、事前の確認が大切です。
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まとめ
バランス釜とは、築30年以上の団地などで見られる設備で、屋外の空気を使って給排気をおこなうため安全性が高く、自然循環でお湯を温める仕組みです。
家賃を抑えられ、追い焚き機能がある点が魅力で、浴槽はコンパクトながら深さがあり肩まで浸かれます。
空焚き防止のため水位確認を徹底し、内見時には点火方式や水圧、故障時の連絡先を確認しておきましょう。
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レントライズ
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