北向きの賃貸物件は意外と住みやすい?住み心地や注意点についても解説

北向きの賃貸物件は意外と住みやすい?住み心地や注意点についても解説

引っ越しを検討する際、北向きの部屋は、日当たりが悪いイメージから敬遠されやすいです。
しかし実際には、家具や内装の日焼けを防げることや、家賃・初期費用を抑えられること、さらには落ち着いた生活環境を得られるといったメリットがあります。
本記事では、北向きの賃貸物件のメリットとデメリット、さらにどんな方におすすめなのかを解説いたします。
これからお部屋探しを始める方は、ぜひ参考にしてくださいね。

北向き賃貸物件に住むメリット

北向き賃貸物件に住むメリット

北向きの賃貸物件と聞くと、日当たりが悪く敬遠されやすいですが、実は隠れたメリットが存在します。
まずは、北向き賃貸物件の3つのメリットについて解説していきます。

家具や床の日焼けを防ぐ

北向きの部屋が持つメリットの1つは、直射日光が室内にほとんど差し込まない点です。
強い日差しに含まれる紫外線は、フローリングや壁紙を変色させてしまう原因となります。
しかし、北向きの物件であれば、紫外線によるダメージを減らせるため、入居時の綺麗な状態を保ちやすくなります。
本棚に並べた本やおしゃれなソファといった、お気に入りの家具が日焼けする心配も少ないです。
また、衣類やカーテンなどの色褪せも防げるため、インテリアを自由に楽しめるのもうれしいポイントです。

家賃や初期費用を抑える

北向きの物件が持つもう1つの魅力は、経済的な負担を軽くできる点にあります。
賃貸物件の家賃は様々な要因で決まりますが、部屋の「方角」も価格を左右する大切な要素です。
日本の不動産市場では、日当たりの良い南向きが人気なため、家賃も高く設定される傾向にあります。
一方で、北向きの物件は需要が比較的落ち着いているため、家賃が割安に設定されていることがあります。
同じ建物でよく似た間取りの部屋でも、方角が違うだけで、月々の家賃に数千円の差がつくことも珍しくありません。
また、家賃が安いということは、それを基に計算される敷金や礼金などの初期費用も、抑えられることを意味します。

落ち着いた環境で過ごせる

北向きの部屋がもたらす穏やかな住環境は、他の部屋にはない、特別な快適さを生み出してくれます。
直射日光が入らないため、室内の明るさが1日を通して大きく変わることがなく、常に安定しています。
この均一で柔らかな自然光は、読書をしたりパソコンで作業をしたりするのに、適した環境だといえるでしょう。
また、絵を描くなど創作的な活動をする方にとっても、正確な色を確認しながら作業できる理想的な空間になります。
夏場においては、室温の上昇が緩やかなため、比較的涼しく過ごしやすいというメリットもあります。

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知っておきたい北向き賃貸物件のデメリット

知っておきたい北向き賃貸物件のデメリット

前章では、北向き物件のメリットについて述べましたが、デメリットも気になりますよね。
ここでは、採光や寒さ、結露など注意すべき点について解説いたします。

昼間の採光が足りない

北向きの物件でもっとも懸念されるのは、日当たりに関する採光の問題です。
1日を通して直射日光が入らないため、南向きの部屋などと比べると、室内が暗く感じられるかもしれません。
とくに、曇りや雨の日には、日中でも照明をつけないと薄暗く、電気代がかさんでしまう可能性も考えられます。
しかし、物件選びを工夫すればこの問題は緩和できるため、内見の際に窓の大きさを確認することが大切です。
たとえば、東や西にも窓がある二面採光の角部屋なら、時間帯によって光が入り室内は格段に明るくなります。
壁紙や床が白などの明るい色で統一された内装も、光を反射して部屋を広く見せる効果が期待できるでしょう。

冬場の寒さと光熱費

次に注意したいデメリットとして、冬場の寒さとそれに伴う光熱費の問題が挙げられます。
太陽の光には熱エネルギーも含まれますが、北向きの部屋ではその恩恵を受けにくく、室温が上がりにくいです。
そのため、冬は暖房を長く使う必要があり、結果として、光熱費が他の向きの部屋より高くなってしまう場合があります。
この対策として、物件の断熱性能を確認することが大切で、鉄筋コンクリート造の建物なら比較的暖かく過ごせるでしょう。
また、窓が二重サッシになっているかどうかも大切で、外の冷気が室内に伝わるのを防いでくれます。
入居後には、窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを使ったりするだけでも断熱効果は向上します。
床にカーペットやラグを敷くことでも、足元からの底冷えを和らげ、快適に過ごせるようになるでしょう。

結露とカビのリスク

北向きの部屋では結露と、それに伴うカビの発生リスクにも注意が必要です。
結露は、室内の暖かい空気が、外気で冷やされた窓や壁に触れて水滴に変わる現象です。
日差しが入らない北向きの部屋は、壁などの表面温度が低くなりやすく、結露しやすい環境といえるでしょう。
また、結露を放置するとカビの原因となり、見た目だけでなく健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。
結露とカビを防ぐもっとも効果的な対策は換気で、室内の湿った空気を外に逃がすように心掛けましょう。
1日に数回窓を開けるほか、24時間換気システムや除湿機を上手に活用することも有効です。
家具を壁から少し離して置くなど、空気の通り道を作る工夫もカビの予防につながるでしょう。

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北向き賃貸物件がおすすめな方

北向き賃貸物件がおすすめな方

ここまで、北向き物件のメリット・デメリットを解説しましたが、どのような方に向いているのかもおさえておきましょう。
最後に、北向き物件がおすすめな方の特徴について解説していきます。

日中外出が多い方

まず、北向きの部屋が適しているのは、日中の在宅時間が短い社会人や学生の方々です。
平日の昼間は職場や学校で過ごすことが多く、家にいるのは主に夜間という生活スタイルの方が当てはまります。
このような方々にとって、日中の日当たりは大切ではなく、むしろ家賃の安さがメリットとなるでしょう。
また、夜勤の仕事などで昼間に睡眠をとる必要がある方にとっても、室内が暗く静かな環境は最適といえるでしょう。
このように、日中の日当たりを重視しない暮らし方なら、経済的なメリットを最大限に活かすことができます。

静かな作業環境を求める方

次に、在宅で仕事をされる方や、自宅で創作活動をされる方にもおすすめです。
北向きの部屋が持つ、1日を通して安定した均一な光は、特定の作業において価値を発揮します。
たとえば、パソコン作業では、直射日光が画面に反射することがなく、目の疲れを抑えて集中力を維持しやすいでしょう。
さらに、デザイナーやイラストレーターなど、色を正確に扱う職業の方にとっては、理想的な環境を提供してくれます。
柔らかく安定した光の下では、物の本来の色を捉えやすく、作品の質を高めることにもつながるでしょう。

角部屋を希望される方

静かな環境やプライバシーを重視して、角部屋を探されている方にも北向きの物件が向いていると言えます。
一般的に、角部屋は人気が高く家賃も割高ですが、「北向き」という条件がくわわることで探しやすくなることがあります。
角部屋は隣の部屋が片側にしかないため、生活音が気になりにくく、静かな環境を確保しやすいのが魅力です。
また、北向きの角部屋は、東や西にも窓がある二面採光の間取りが多く、日当たりの弱点をカバーできます。
二方向に窓があると風通しも良くなるため、湿気がこもりにくく、結露対策としても有効です。

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まとめ

北向きの物件は、家具が日焼けしにくく家賃も割安なうえ、1日を通して安定した光環境で静かに過ごせるというメリットがあります。
しかし、日中の採光が不足しやすい冬は寒くなりやすく、結露やカビが発生するリスクがあるため、換気や断熱の工夫が大切です。
そのため、日中外出が多い方や静かな作業環境を求める方、家賃を抑えて角部屋に住みたい方には、おすすめの物件といえるでしょう。

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